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オニギリワークスの情報などをのせて放置した後、思い出したかのように更新そっちのけで饅頭ほおばるInternet web! Hello! world!! Hello!! 恒久奈落と淀みない孤独。

ジャケット制作後記

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ジャケット制作後記


ゆきあたりばったり。振り返りもこめてつらつらと



うあ、あけましておめでとう。
冬コミも終わり、活動も沈静化しちゃうのが我々ですが、
更新はもうちょっとやっときます。

制作を振り返ることも重要。一段落つけるのはその後です。
もし、また次回があるとして
また同じ愚を犯すのは、チンパンぐらいですよ。チンパン。

ということで、こんばんわ。チンパンジーです。


PCが吹っ飛んだ作曲担当の雲海には、振り返る材料が残ってないし、
作詞担当の牛肉は別記事用に原稿書いてもらったので、アタクシ
ミアツカのジャケットと動画を振り返ります。



今回のジャケットは
ある程度、好き勝手やっていいとは言われたものの
収録する内容とあまりにもかけ離れていては流石不味い。
というわけで、まず押さえておくべきポイントを決めました。


・ミクを描く


推敲の結果、この一点に尽きるということが明らかに。

ミクのCDだから描くのは当たり前かもしらんですが
ミクがいることで、画面に制限がかかり、ありがちなもの
になってしまう危険があるのではと感じたのです。
前作がいい例。


勿論ありがちが悪いわけではなく、単純明快でひと目でわかりやすい。
という点で非常に強力。
兎にも角にも、手にとってもらう という点でジャケット
のもつ役割は大きいので、ぶっとんだことはできない。


当初はミク自体を描かずにミクCDのジャケを成立させる。
ということに挑戦しようかと考えたのだけど
(タイポグラフィのみとか静物のみとか首から上が見切れてるとか)
メンバー過半数で却下されました。だよね。




看板から盤面印刷に昇格したコヨーテさん


で、ミクを入れるとなった段で、どういったモノすんのか。
という話。


この時点で、雲海は収録される原曲をいくつか揚げており
イメージ的にワンマンバンド※1が思い浮かんだんだけど
厳密にどういった楽器が使われるかは、全曲が揃っていない現状では
判別が不可能だったので没となる。
(仮にこれで押し通したとしても、出来上がりのミクさんは、
デンドロビウムさながらの風体になっていたであろう…。)


その後色々頭を悩ませた挙句


DTMをしているミク


という、よくある方向で落ち着く。
これならば、曲の内容がどうであれ対応はできる。
うん、ちょっと味足しが必要なイメージではあります。

そこで
当時個人的に流行っていたアリゾナという要素をぶっこみ。


「野外でDTMをしているミク」


という骨となるイメージを浮かべました。


・野外DTMとか、フェスじゃないんだから。
・砂塵で機材ぼろぼろやん。
・意味不明


など、突っ込みどころが多いけれど


"なんか気持ちよさそう"だから


という理由でぶっこみました。
現実ではなかなかできないことだからこそ、画にするのは楽しい。


ここまでくれば、あとは妄想を膨らませるだけ。

ただ単に、お外でDTMしているだけでは、画面が浅いので
色々なアイテムを配置する必要があり
配置するアイテムも意外なものを置くことで、見る側の想像力を
膨らませることができます。(できるはず)


そのためには、物語性が必要になってくるので
架空の物語をでっちあげる。


ミクは見たことのない異国の土地にいる。
他にやることもないので曲をつくって披露しながら旅をすることにした
終着点はまだない。


などと適当にイメージを脳内で膨らませ、思い浮かんできたものを
片っ端から、資料集め




線画。実はジャケの裏表が逆になっていた。


あとは描きまくり、たまに削除しては、描く。の作業を延々とやる。
DTM関係の小物は、作曲担当の雲海に監修してもらい、なるべく無理のないものに。


色は前作との対比でグリーンを貴重に彩度を幾分抑えて落ち着いたものに。



実は彩色の段階で、ジャケットの裏表が逆という
重大な事実が晒されたりしたものの
なんとか仮完成まで漕ぎつきました。

全体にテクスチャを貼って雰囲気を出そうという案もあったのだけど
オンデマンド印刷との兼ね合いが正直よくわからなかったので引っ込めた。



仮完成シャドウあり これはこれでありなのだけど



で、仮完成した時点では、シャドウを入れた状態であったのですが
ながーい吟味の結果、最終的にすべて削除。
色味を調整して今の形におちつきました。




遠めで見たときの色の印象で、シャドウは撤廃した



個人的に未だ情報量が不足している感はありますが、これが当時の
自分の限界だったので、一定の満足はしてます。

そんな感じで次回動画編へつづく。



※1  一人で複数の楽器を演奏する人 詳しくはonemanbandでようつべ検索
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C92終了

ありがとうございました

次回は未定です

cc

sajoh

Newディスク
くわしく

キリハリ

C89新刊qbsに収録

ki
くわしく

なにかよからぬモノが始まったよ

ひっそりとね

雲海の新曲「ナマステ」in niconico

namasute

くわしく



雲海”阿久津”と牛肉による曲「bomboNoury」in niconico

bombo

くわしく